【備えあれば憂いなし】引越し前に絶対にしておくべきことまとめた
さて、引っ越しが終わり諸々の役所手続きも全て完了したので今新しい住処で筆をとっている。
物件の契約が正式に完了したのは入居の二日前だったが、審査が通過することを信じてかなり余裕を持って梱包などの準備を進めてきたつもりが、当日は想像を絶するバタバタスケジュールで心身ともに燃え尽きる結果に。
ちなみに引越し当日のスケジュールはこんな感じ。
24:00-3:00:掃除・最後の梱包 |
もちろんもっと効率良くできた部分もあったし、かなり捨てたつもりがまだまだモノが多かったなど、反省すべき点は大いにあるが、割と事前に準備をしていても丸一日かかり睡眠時間も大きく削られたことでその後の日々にも大きな支障をきたした。
ということで、今回は自分が身を持って学んだ、
引っ越し直前に後悔しないための、これだけは早めにやっておけ準備集
を紹介したい。
「後悔しない」引っ越し準備とは体力とお金を無駄にしない準備
何事にもある程度の計画性というものが大切だが、引越し準備において計画性を欠くと何が起こるかと言うと、
余計なお金と労力がかかる。(しかも莫大な)
例えば引越業者への依頼が直前になればなるほどそもそも空いている業者が殆どいない状況に陥り、複数の業者から見積もりを取り一番安いところに依頼する、といったことができない。
その結果空いている業者を選ぶしかなく、直前のため足元を見られ価格交渉もしにくい。
粗大ごみの回収も住んでいる自治体に回収してもらえば比較的安く済むが、予約が取れなければ民間の業者に高いお金を払って回収してもらうことになる。
上記のようにもちろん金銭的負担も大きいのだが、何よりそれらにかかる身体的疲労も中々のもので、せっかく新生活が始まってもしばらくはぐったりしてしまう。
お金の力で全てを解決できるなら直前でも構わないが、お金と心身にかかるコストを抑えたいのであれば、計画性を持って、少なくとも引越し日から逆算して一ヶ月半前には準備を開始しよう。
次に、余裕を持ってやっておくべき準備を紹介する。
余裕を持って進めるべき引越し準備1. 壁の掃除
賃貸から引っ越す人限定だが、壁についてシミや汚れなどは早めに掃除しておこう。
自然消耗であれば修繕費は貸主(オーナー)の負担によるところが大きいが、借主(入居者)の過失による傷やシミ、カビが見られる時は借主負担が大きくなる可能性も。
(参考:https://www.chintai.net/news/2018/07/05/34263/)
誤ってコーヒーなど飲み物をこぼしてしまった時は応急処置が何よりも大切なので、引っ越しを予定している人は家中を見回し、目立つシミは今のうちに消しておこう。
重曹などを使うとシミがよく消えるらしいが、食器洗剤でもある程度消えるのでおすすめ。
余裕を持って進めるべき引越し準備2. 自治体の粗大ごみ回収は超余裕を持って
不用品回収にお金をかけたくなければ、自治体の粗大ごみ回収は超早めに依頼しよう。
僕は引っ越し一ヶ月前にネット予約しようしたところ見事に全日程が埋まっていた。
結果洗濯機、ベッド、ラグ、服かけ(金属製のでかいやつ)を計2万円ほどで民間の回収業者に回収してもらう羽目に。(まぁ杉並区では洗濯機を粗大ごみとして回収できないため、結果的にマルっと回収してもらえてよかったとも言えるが)
参考に以前まで住んでいた杉並区の粗大ごみ回収の手順を以下に貼っておく。
(引用:杉並区「粗大ごみの出し方・申し込み方法」https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/gomi/seisou/1004899.html)
粗大ごみの収集は事前申し込み制で有料です。
申し込みせずに集積所に出したり、道路上に放置したりすることは絶対にやめてください。
粗大ごみの手数料は下記をご覧ください。
-
まずは出すものの大きさ(高さ、幅、奥行き)を測って、メモをしておく。
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手数料の減額・免除を希望する方は14日以上前にお申し込みください。申し込み順で受け付けていますので、収集日のご希望に添えない場合があることをご了承ください。
-
杉並区の「有料粗大ごみ処理券」を購入する。
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指定された日の午前8時までに「有料粗大ごみ処理券」を貼って自宅の玄関、敷地の入口など道路に面した場所(集合住宅・アパートの場合は1階入口付近)に出す。
「手数料の減額・免除を希望する場合には14日以上前に連絡を」とあるが、14日前では遅すぎるので、粗大ごみの処分にお金をかけたくない人はもっと早く連絡しておこう。
不要な大型ゴミを早めに処分しておくことで家がスッキリとし、その後の梱包や掃除も楽に進むからおすすめ。
余裕を持って進めるべき引越し準備3. 断捨離
引っ越しは自分にとって本当に要るモノ・要らないモノを見極めるチャンス。
過去記事の繰り返しにはなるが、引っ越しに労力=荷物の多さ であることは間違いないので、準備序盤で一気に物を減らし、ダンボールの数を極力減らしたいところ。
ちなみに僕の断捨離の手順は以下のような感じ。
一切特別ではない、誰でもできることなのでやってみよう。
断捨離手順1. 家の中をくまなく見回し明らかに要らないモノを捨てる
家の中には必ず、「なんでこんなもの買ったんだろう・・・」と買ったときのことすら思い出せないモノがある。
新居に持っていったところで二度と日の目を見ることはないので、ここで容赦なく捨てておこう。
断捨離手順2. 1の後にもう一度家の中を巡回し、やっぱり要らないモノを見つける
手順1で要らないモノは全て捨てきったと思ったアナタ、甘いです。
家の中をもう一度見回すと、「一回戦は勝ち抜いたけど、やっぱり要らんな」というモノが必ず出てくる。
ここで迷っている時点で新居でも確実に出番はないので、処分しよう。
断捨離手順3. 2の後、再度巡回、悩みに悩んだ末要らないモノを処分する
さすがにここまでくればもう家の中には新居に持っていく必要なモノしかない。
そう思っているアナタ、やはり甘いです。
最後に、もう一度だけ家の中を巡回してみよう。
「これまでずっと目を背けてきたけど、こいつも要らないかもしれない・・・」というモノが必ず出てくるはず。
僕にとってのそれはまだ読んでいない本だったり、使っていないクリアファイルだったり、結構高くて気に入ってたけどあまり着れていない服だったりした。
このステージまで来て残ったモノたちだから、これから確実に出番があるか、相当思い入れがあるモノに違いない。
しかし、ここで迷ってしまった時点で処分すべきというのが僕の持論。
他の人に心揺らいでしまった時点で、それは浮気なのだ。
ただ、処分といってもこの段階のモノ達を容赦なくゴミ箱にブチ込むのは厳しいかもしれないので、どうしても捨てられない思い入れのあるモノは実家に預けたり、使ってくれる人にゆずったり、捨てる以外の手段はいくらでもある。
僕の場合、あまり着れていなかったけど気に入っていた服は全て実家に送って、多分父が着ているはず。
余裕を持って進めるべき引越し準備4. 転出届を必ず引越し前に(当たり前)
書くまでもない当たり前過ぎることなのだが、転出届は引越し前に住んでいる自治体で貰っておかないと、引っ越した後にわざわざ戻ってくる羽目になるので注意。
時間と労力の無駄であることはもちろん、すぐに元いた街に戻ってきてしまうとなんだか寂しい気持ちになる。(俺だけ・・・?)
余談だがマリッジブルーならぬ、「引っ越しブルー」というものもあるらしい。
慣れない街や慣れない周りの人々、新しい新生活への不安などが重なり精神的にまいってしまう人が多いらしい。
引っ越し準備に追われてしまうと引っ越しそのものが自分の中でネガティブなものになってしまうので、新生活をす少しでもスムーズに、且つポジティブにスタートさせる意味でも、余裕のある準備はマストだ。
余裕を持って進めるべき引越し準備5. ギリギリまで使いそうなモノも梱包してしまおう
引越し当日まで使いそうなモノも梱包してしまい、必要になったら別途買う方が個人的にはおすすめ。
例えば皿。
家で食事するからと梱包せず残しておいたが、ワレモノを最後の最後に梱包するのは結構面倒くさい。
紙皿を少量買って引っ越しまで使い回せばよかったと後悔している。
後は掃除機やウェットティッシュなどの掃除道具。
最後に使うために梱包せずにおいたが、掃除機を自分で新居まで運ぶ羽目になるし、ウェットティッシュなんかは掃除するときに必要な分だけ買っておけばいい話。
ここまで散々モノを減らせと言っておいてあれだが、引越し先に持っていくものは全て箱に詰め、ギリギリまで使いそうなモノはそれ用に調達しよう。(上述した紙皿やウェットティッシュなど、すぐに捨てられるモノが望ましい)
余裕を持って進めるべき引越し準備6. 荷物の搬出・搬入は結局業者さんに任せた方が良い
と個人的にはとても思う。
極端に荷物が少なかったり、とにかく引っ越しにかかるコストを抑えたい人であれば別だが、一人分の荷物であれば1-3万円台で業者さんが搬出から搬入まで全てやってくれる。
重いモノを運び続けるという慣れない作業をするとそれで腰を痛めたり、一番良くないのが家を傷つけてしまったりする恐れがあること。
大きめのマンションになってくると事前に防災センターへの連絡が必要になるなど、事務手続きも増えるので、体力温存重視ならお金をかけて業者さんに依頼したほうが良い。
自分は計3回の引越しでLifeLink引越しセンターを利用させていただいたが、対応も素早く丁寧、料金も非常に良心的なのでおすすめ。
ちなみに以下で引越業者へ一括見積もり依頼ができるので、もっと安い業者さんを見つけたい人は試してみてほしい。
結論:遅くとも1ヶ月前から準備は始めよう
1ヶ月前と言うと入居する物件すら決まっていない状況かもしれないが、引っ越しすること自体は決定しているのであれば、断捨離だけでも始めておこう。
個人的に引越しで一番大変だったのは、新居でダンボールを開けてモノたちを定位置に戻す作業。
モノが少なければこの負担が大幅に減らせるので、とにかくこのときばかりは心を鬼にして、捨てて捨てて、捨てまくろう。
今野 隆吾
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