【人生変わり過ぎ】最強レンズ・ICL手術を受けてきた話
紛れもなく人生が変わった瞬間、良い意味で。
怪しいタイトルで申し訳ないのだが、去年末人生を大きく変える出来事があったのでここでシェアせずにはいられない。
端的に言うと、「ICL手術」なるものを受けて視力が0.01から2.0へとなった。
コンタクトレンズのようなものを、眼内に直接埋め込んで視力を矯正する手術。
医学とテクノロジーの力で視力を200倍アップさせたのである
このRyufilmを始めて約一ヶ月、自分なりに自信のある写真を投稿してきたが、そういえば去年末に最強のレンズを購入したことを思い出して、今筆を取っている。
「写真の良さはレンズによって大きく左右される」
とどこかの誰が言っていたが(適当)、それで言うと自分が手に入れたこのレンズは紛れもなく最強のレンズだったと言える。
「同じ”レンズ”だからいいっしょ」的なノリで無理やりこじつけているが、今回の記事は写真とは全く関係ないので、写真以外に興味がない方は読み飛ばしていただいて構わない。
ただ、視力を取り戻したことでファイダーを覗く前の世界が200倍美しくなったので、目が悪くてコンタクト・メガネ以外の手段でなんとかしたいと考えている方はぜひ読み進めてみてほしい。
【そもそも何?】ICL手術は眼内にコンタクトレンズを移植する手術
「目の手術を受けて視力を回復させた」
と言うと100%「レーシック?」と聞かれるので、ICL手術とはどんなものか説明しておく。
ICL(アイシーエル)は、小さなレンズを目の中に移植(インプラント)して近視や乱視を矯正し、裸眼視力を回復させる新しい視力矯正手術です。レンズを黒目(虹彩)の裏側の後房と呼ぶ位置に固定するので「有水晶体後房レンズ」、「フェイキックIOL(Phakic IOL)」(phakicは水晶体の英語名)、あるいは「有水晶体眼内レンズ」ともいいます。イメージとしては、眼内コンタクトレンズで、水晶体と虹彩の間にソフトコンタクトレンズをインプラントすると言った感じです。
要は目の中に目が見えるようになるレンズを入れて視力を回復させる手術。
もっと簡単にいうと、普通目の表面に”置く”コンタクトレンズを目の”中に”挿れるイメージ。
コンタクトは通常1DAYや2WEEKなど、一定の期間を過ぎたら新しい物に取り替えないといけないけど、このICL手術で挿入したレンズは取り外す必要がないから、10-15分の手術で永遠のコンタクトレンズを手に入れたことになる。
っていう話をするとこれも100%「オエェ」とか「ギャー!」とか、「キモ」とか言われる(最後のはシンプルに僕への悪口だよね)けど、結論実際に手術は怖い。
手術中過呼吸になりかけたし、事前説明を受けた時は気絶しそうになった。
医学的な説明は誤った情報を提供したくないので書かないけど、なぜ自分が一般的に知名度の高いレーシックではなくICLを選んだのか、なるべくシンプルに紹介していきたい。
レーシックより安全らしい
大前提としてICLもレーシックも安全なことに変わりない。
ただし、レーシックは目の角膜を一部削るという手術であるのに対し、ICLは目の中にレンズを
”ただ挿れている”
だけだから、万に一つ何かトラブルが起きた時もすぐに取り外せる点がポイント。
何かあってもレンズさえ外してしまえば、視力も元に戻ってしまうけど、実質手術を受ける前と同じ裸眼の状態に戻れるのは安心だ。
術後の見え方が綺麗らしい
レーシックを受けてないから比較のしようがないんだけど、一般的にICLの方が夜間の見え方とか、色のコントラストが綺麗に映るらしい。
せっかく視力を回復するのだから、見え方もよりクリアな方が嬉しい。
安全性と見え方を比較したらICL一択な話
クリニックの説明を全て信じるのであれば(もちろん信じたからICLを選んだのだけど)、見え方と綺麗さと安全性の面から個人的にはICL一択で、レーシックの選択肢は最初から除外していた。
手術を2018年の11月末に受けて半年以上経つけど、今のところ見え方は非常にクリアだし、目に異常を感じたことはないしで(いや逆に半年ちょっとで何かあったら困るんだけど)、大満足している。
ちょいデメリットもあるよ
これをデメリットと考えるかどうかははっきり言って人それぞれなんだけど、個人的にデメリットだなと思ったのは2点で、それは
①お金
②手術時の恐怖
②はおそらくレーシックでも変わらないからいいとして、問題は①。
これには相当悩まれた。
順番に解説していく。
結局お金。お金!!(大事なことだから2回)
自分がICL手術を躊躇った理由ははっきり言ってこれだけ。
レーシックなら安いところで20万円程で受けられるけど、ICL手術はクリニックにもよるが大体65-80万円はする。
ただ、当時社会人3年目だった自分にとっては法外な金額だったけど(今もだけど)、ある程度お金に余裕のある人であれば払える金額だと思うし、医療ローンで分割払いができるから、まとまったお金がすぐに出せなくても十分受けられる価格。
それに、残りの人生をメガネとコンタクトの煩わしさから解放するのに100万円かからないわけだから、長い目で見れば安い買い物だと思う。(と、自分に言い聞かせている)
最終的にレーシックかICLにするかは本人が決めることで、それぞれにメリット・デメリットがあるけど、
「お金ないし安いからレーシック!」みたいな安易な決断はしないでほしい。
一生使う目だからね。
手術が怖い
「目の中にレンズを挿れる」というフレーズだけでも鳥肌がたったけど、実際の手術は正直めちゃくちゃ怖かった。
当然麻酔はするから痛みはないけど、眼球を内側に向かってグリグリ押される感じがしてこれがなんとも気持ち悪い。
あと当然なんだけど目は2個付いてるから同じ体験を2回しなきゃいけないのも辛かった。
まず右目の手術を終えて、
「勝ったぜ・・・・ICL手術、取るに足らぬ!」
と心の中で勝利を確信した瞬間、
「はい次左目行くね」
と先生に言われた時は思わず大量の鼻水が出た。
とまぁ脅して申し訳ないけど、実際のところ体感時間としては10分かからなかったくらいだし、10分弱の苦痛に耐えるだけで残りの数十年間クリアな世界で過ごせるのだから、
圧倒的我慢。
「はい手術終わったよお疲れさまー!」
と先生に言われて看護師の方に起こされた時、あまりの恐怖で手術台から崩れ落ちたのはここだけの話。
(この際認めるけど自分、一般人の5兆倍ほどビビりだから、全然大丈夫)
結論:迷ってるなら絶対受けた方がいい
コンタクトレンズをつけた状態で自然災害に遭い、何日もコンタクトを変えられない状態が続いたら・・・
海外旅行先でメガネとコンタクトが入ったカバンを紛失したら・・・
そんなことを考え始めたのがICL手術を決意したきっかけ。
視力が回復して世界がクリアになると、今更こじつけてアレだけど良い写真を撮ろうと思えるし、外出時の荷物も減るし、身も心も軽くなった感じがする。
もちろん自分の体のものではないものを体に挿れたことによる、将来的なリスクが僅かばかりあるにはあるようだから、誰彼構わずおすすめはしないけど、
「受けた方がいいか」
と聞かれたら迷わず
「受けた方がいい」
と応える。
これからも自分のQOLを上げてくれるものに対しては惜しみなくお金を使っていきたいな。(故に貧しい)
需要があれば手術当日までの流れとかも記事にしたいと思う。
手術受けるか迷ってる時に参考にした本はこちら
今野 隆吾
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