【徹底解説】2年住んだ西荻窪の住みやすさを評価する

2022年2月17日生活

さて、2018年1月から住み始めた西荻窪での生活も間も無く終わろうとしている。

2020年の1月で2年が経過するため、契約更新するか、満了とし退去するかの選択肢があったのだが、職場が近々移転予定なので、職住近接を実現するため引っ越しを決意。

結論から言うと西荻窪は住むには本当に良い街で、一時は契約更新も視野に入れたほど。

とても充実した二年間を過ごさせてもらったので、思い出の振り返りかも兼ねて、

・都内から都内の引っ越しを考えている人
・地方からの上京を考えている人

に向けて「西荻窪の住みやすさ」を徹底解説していきたいと思う。

西荻の良さを一分で表現したVlogもぜひ↓

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西荻窪に2年住んだ僕の軽い自己紹介

ちなみに僕今野 隆吾はこう言う人間。

・1993年生まれの26歳
・未婚
・社会人4年目の都内勤務
・西荻窪で住んでいるマンションの家賃は88,000円(共益費込み)
・家は西荻窪駅から徒歩3分(これはマジでありがたかった)
・酒が弱い
・西荻窪を選んだ理由は雰囲気が良かったから
・西荻窪在住期間は2018年1月〜2020年1月

当初家賃を10万円以下に抑えたくて色々と物件を探し、西荻窪の雰囲気の良さに惹かれた。

新宿まで総武線・中央線で15分程度だし、隣には吉祥寺があるから必要なものはなんでも揃う、駅周辺に美味しそうな飲食店がたくさんあり、街の雰囲気も平和そのものだったので、今の物件の内見に入った瞬間迷わず契約を決めた。

結果的にこの選択は大正解だったと思う。

西荻窪に向いている人

駅前の様子

西荻窪について詳しく語る前に、僕なりに思う西荻窪に向いている人をまとめてみた。

以下に該当する点が多い人は、ぜひ引っ越し先を西荻窪を検討してみても良いと思う。

・都会の喧騒から離れたい人
・でも都心の近くに住みたい人
・個人経営の居酒屋やバー、喫茶店などを積極的に開拓して自分の行きつけを作りたい人
・スタバがなくても生きていける人
・雑貨が好きな人
・吉祥寺が好きな人

西荻窪は街もそこに住む人々も全体的に穏やかな感じがして、東京感があまりなく、都心から帰ってきたときの安心感がすごい。

にもかかわらず都心への距離は近く、お隣には住みたい街ランキング上位常連の吉祥寺があるため、生活の利便性はかなり高い。

チェーン店については両隣の吉祥寺と荻窪に完全お任せ状態のため、スタバを筆頭にどこにでもあるカフェやファストフード系の充実度はいまいち。

その反面、個人経営の飲食店がひしめいているため、積極的に街を練り歩き、”自分だけの西荻窪”を作っていきたい人には大変おすすめだ。

西荻窪に向いていない人

反対に西荻窪に向いていない人は以下のような感じ。

これに該当する点が多い人は他の場所を引っ越し先に選ぶことをおすすめする。

・THE東京を思わせる都会的なところに住みたい人
・タワーマンションに住んで都会の景色を一望したい人
・お酒が苦手な人
・ゲームセンターやスポッチャなどの遊び場が欲しい人(隣の吉祥寺にRould1アリ)
・スタバがないと死んでしまう人

前述の通り西荻窪には良くも悪くも東京感はないので、

「せっかく上京するからにはアーバンなところに住みたいぜ!」

と言う人には不向きだし、西荻窪に限らずだが中央線沿線は建物も全体的に低めに造られているため、タワーマンションに住みたい人にもおすすめできない。

これも前述したが個人経営居酒屋・バーが大量にあり、日曜の昼から一杯ひっかけてる人もたくさんいる程なので、お酒が全く飲めない人は少し肩身の狭さを感じるかもしれない。(何しろ僕がそうだった。)

スタバがないと死んでしまう人は大人しく吉祥寺か荻窪に住もう。

西荻窪の家賃相場

各不動産会社の家賃相場表を調べたところ、西荻窪間取りごとの家賃相場は以下のような感じ。

家賃の表
参考:
https://www.chintai.net/tokyo/ensen/000000185/rent/
https://www.homes.co.jp/chintai/tokyo/nishiogikubo_00762-st/price/
https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/ek_28500/

贅沢な暮らしはできないが、1Rもしくは1Kであれば手取りが16~18万の社会人1年目でも住めるだろう。

同棲で双方に所得があれば1LDK、給与によっては2LDKも狙えそうだ。

お隣の吉祥寺はこれにプラス1万〜はする。

西荻窪は都心へのアクセスも抜群

大きな街へのアクセスは以下の通り。

新宿→JR総武線各停・中央線快速でいずれも15分程度

吉祥寺→JR総武線各停・中央線快速でいずれも2分程度(一駅)

渋谷→JR総武線・中央線で吉祥寺駅、吉祥寺駅から京王井の頭線急行で30分弱(計28分程度)

渋谷駅は総武線・中央線で新宿、山手線で渋谷駅までという手段もあるが、個人的には井の頭線の方が比較的空いていて、吉祥寺が出発駅だから確実に座れる点でおすすめ。

但し土日祝は西荻窪駅に中央線快速が停まらないので注意。

休日の外出はスケジュールに余裕を持って、荻窪駅で快速に乗り換えることを想定するのであれば、快速が停まる平日より早めに家を出ることをおすすめする。

隣に吉祥寺があるのはマジでありがたい

大型家電量販店
吉祥寺のヨドバシカメラ。
ここでで使った総額を考えると恐ろしい。

吉祥寺がバックに控えているのは本当にありがたいし西荻窪に住むことの最大のメリットと言っても過言ではない。

西荻窪には足りないものも多いが、それら全ては吉祥寺で補うことができる。

特にヨドバシカメラ、ユニクロ、無印良品には大変世話になった。

ヨドバシで必要な家電を、ユニクロで衣類を、無印でその他生活必需品を全て揃えた。

いまのりゅうご

いまのりゅうご

でも住みたい街ランキング上位の街として色んなメディアに取り上げられたせいか、土日祝の人の多さは異常なので、できれば平日に買い物は済ませておこう。

西荻窪駅周辺に病院施設も充実

病院が入る建物

駅から徒歩10分圏内に各種病院施設も充実しているので、急な体調不良にも困らない。

決して大きくない街ながら意外にも病院の数は多いので、ネットの口コミ等を参考に自分のかかりつけを見つけてほしい。

西荻民の生活を支える西友

スーパーの正面

スーパーは駅直結の西友が西荻民の生活を支えている。

食材から洗剤や歯磨き粉などの生活用品、電気ケトルなどのちょっとした電化製品までも買えてしまう、まさに西荻の心臓

圧倒的な低価格もさることながら、24時間営業しているのも非常に助かる。

日常生活で必要なものは全てここで手に入るので、買い物面の心配はいらない。

いまのりゅうご

いまのりゅうご

但し土日祝日、平日帰宅時間の18:00〜はかなり混むので、24時間営業の利点を活かして朝の早い時間帯や深夜に必要なものは買い揃えておくのが賢明。

西荻区の治安は概ね良い(所感)

2年住んだ所感として、西荻窪の治安は”悪くないけど酔っ払い多め”といった感じ。

特段危ない目にあったことはないが、飲み屋が多いこともあり、よく酔っ払いが騒いでいる声が家の外から聞こえるので、深夜に特に女性が一人で歩く時は少し注意が必要。

自分だけの西荻窪を見つける

夜の飲み屋街

しつこいようだが、やはり西荻窪といえば個人経営の飲み屋やバーなどの飲食店の豊富さ。

昼間は味のある喫茶店でブランチを、夜はワイワイ飲むもよし、バーでしっぽりお酒を嗜むもよし、各々にとってのベストな過ごし方を自分で作れる街。

ちなみに僕はお酒が全くと言っていいほど飲めないため残念ながら行きつけの飲み屋は開拓しきれなかったが、いくつか気に入ったお店をギャラリーと共に紹介したい。

西荻窪ギャラリー

飲食店の正面
沖縄料理の「星の浜食堂」
ここのあぶりソーキ丼が好き過ぎる。
お茶屋さんの入り口
流行りに乗っかってあらゆるタピオカ屋に行ったけど最も美味しいのがこの新茶。
特にここの抹茶黒糖は人気過ぎて休日は閉店5時間前に売り切れることもあるので、ぜひ西荻を訪れた際はお試しを。
飲み屋の赤い看板
昼の街と街を歩く人
左手前の焼き鳥屋「四文屋」にはよく行った。
焼き鳥の「トロ」がめちゃくちゃ美味しい。
ハンサム食堂の提灯
タイ料理屋「ハンサム食堂」はいつも繁盛。
パッタイが激ウマ。
飲食店でお酒を飲む男性
日曜の昼。
良き休日の過ごし方。

結論:心からおすすめできるしまた戻って来たい

この記事を書いている今の時点で次の引越し先が決まっていないのだけれど(ガチでヤバイ)、後にも先にも東京都内で西荻窪より住み心地の良い街はないんじゃないかと今更ながら強く感じる。

国内外の色んなところに住みたい願望はあるけど、もし都内に長く住むなら西荻窪リターンは大いにアリ。

いまのりゅうご

いまのりゅうご

早く次の家見つかってください。
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今野 隆吾

東京在住の動画クリエイター兼経営者。”今野”と書いて珍しく”イマノ”と読むが、最早”コンノ”と呼ばれても訂正しないことが多い。住んでいる街の魅力を楽しく・格好良く伝えることが好き。趣味は散歩と駄菓子屋巡りと仮面ライダー。