【結構快適】豊洲の住みやすさを徹底解説する2020

2022年2月17日豊洲・湾岸エリア

今年の1月に西荻窪から豊洲へ引っ越してきて、早いものでもう半年が経とうとしている。

西荻窪は完全に街が気に入ってからの引っ越しだったのですんなり溶け込めたが、豊洲は”とにかく会社に近いところを”という一点のみで選んだ場所なので、正直快適に住めるかやや不安ではあったが、半年経った今の正直な感想としては

「まぁ悪くないし、これから楽しくなりそう」

といった感じ。

これは完全に好みの問題だが、義理と人情の街・西荻窪(勝手に名付けた)に比べれば”居心地の良さ”ではやや劣るが飲食店やショッピング施設を始めとする各種施設の充実度は東京でもトップクラスだと言える。

今回は下町風情あふれる西荻から豊洲に引っ越して半年住んだ僕が、「一人暮らしする場合の豊洲の住みやすさ」を解説していく。

尚、豊洲=タワマンみたいな印象を持たれがちだが僕はタワマン住みではないし、生憎不動産関連の知識も持ち合わせていないので、あくまで純粋な住心地だけを評価していること予めご了承いただきたい。

いまのりゅうご

いまのりゅうご

西荻はあったけぇ街だった。
豊洲の住みやすさについて動画で解説したVlogはこちら↓

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豊洲の住みやすさを語る前に軽く自己紹介

正面を向く男性

さて、偉そうに豊洲を評価する前に軽く自己紹介をしておきたい。

豊洲に住む僕・今野隆吾はこういう人間だ。

・1993年生まれの現在26歳
・未婚
・社会人5年目の都内IT企業勤務
・趣味はブログと動画制作
・引っ越してきた家は有楽町線豊洲駅から徒歩10分くらいで、ゆりかもめの新豊洲駅の方が近い
・豊洲民になったのは2020年1月から

前に住んでいた西荻窪での家賃が88,000円で駅から徒歩3分(死力を尽くして走れば15秒)と個人的にはかなりお得な物件ではあったがやや手狭だったので、少しグレードアップしたところに住もうと家賃上限を10万くらいに設定していたのだが、豊洲では見つからず最終的には15万ちょっとになってしまった。

正直全く生活していける家賃ではないのだが家賃補助を会社から受けているため通常よりも少しお得に住めているという感じ。

但し会社へは電車で10分だし、何なら今年の8月からは会社がオフィスを無くし完全リモートワーク企業へと移行するので、家兼仕事場と考えれば悪い家賃ではないだろうと猛烈に自分に言い聞かせている。

自己紹介はこれくらいにして、早速豊洲の住みやすさを語っていきたい。

豊洲に向いている人

夕日とマンション

まずば僕なりに思う豊洲に向いている人をまとめてみた。

以下に該当する点が多い人は引越し先に豊洲を検討してみてほしい。

・海の見える街で生活したい
・開発真っ只中でこれからどんどん進化していく”イケイケの街に住みたい”
・ショッピングやエンタメ施設など遊んだり暇をつぶせたりできる街に住みたい
・せっかく東京に住むならアーバンな街に住みたい
・散歩や運動を楽しみたい
・家賃に最低10万円以上はかけてもいい

最近もららぽーとの新館ができたりオフィスビルが建ったり、見るからにすごそうなタワマンが建設中だったりと、とにかく開発に次ぐ開発が日々行われている。

前述したららぽーとやチームラボがあったりと暇つぶしには事欠かない点も魅力。

海とレインボーブリッジの景色も圧巻で、景色を見ながらジョギングを楽しむ人の姿もよく見かける。

休日はららぽーとを中心に多くの人で溢れかえるが平日は都心部ほど殺伐としておらず、ゆったりとした時間が流れていて居心地は良い。

豊洲に向いていない人

反対に豊洲に向いていない人は以下のような感じ。

良くも悪くも人を選ぶ街だと思うので、以下に該当する点が多い人は他の街を引越し先に選ぶことをおすすめする。

・下町感溢れる街に住みたい
・個人経営の飲み屋を自分で開拓したい
・とにかく家賃を抑えたい
・新宿や渋谷などの都心部へのアクセスを重視したい

前述の通り開発真っ只中のイケイケシティなので正直下町感は皆無で、僕の知る限り個人経営の所謂”いい感じ”の飲食店も数えるほどしかない。

街として既に完成されているので、例えば西荻窪や赤羽のように、「自分の足で開拓していく」必要が良くも悪くも無い

後述するが家賃相場も高めなので、とにかく家賃を抑えたいという人に向かないし、どんなにボロアパートでもいいからとにかく豊洲に住みたい!と思えるほどの街ではないだろう。

後述する都心部へのアクセスも悪くはないのだが、中央線沿線には勝てない。

自分が住んでいたから完全に贔屓するが、上記に該当する人は中央線もしくは西武新宿線沿線の街をおすすめする。

豊洲の家賃相場

小銭を見つめる男性

豊洲の家賃相場は以下のような感じ。

尚一人暮らし、もしくは二人暮らしを想定しているので間取りは2LDKまでとする。

不動産会社 HOME`S SUUMO CHINTAI
1R 12.76万円 11万円 10.80万円
1K 11.12万円 12万円 10.30万円

1DK

15.22万円 13.8万円 18.55万円
1LDK   16.8万円  
2K   14.6万円  
2DK   16.7万円  
2LDK 24.77万円 20.6万円 23.30万円

出典:
LIFULL HOME`s 豊洲駅(東京都)の家賃相場情報
https://www.homes.co.jp/chintai/tokyo/toyosu_06389-st/price/
SUUMO 豊洲駅(東京都)の賃貸マンション家賃相場・賃貸相場情報
https://www.chintai.net/tokyo/ensen/000005328/rent/
CHINTAI 豊洲駅の家賃相場情報
https://www.chintai.net/tokyo/ensen/000005328/rent/

各社間取りによってばらつきがあるが、いずれも平均家賃相場は10万円を越えている。

新卒で手取りが18万くらいの新入社員では正直厳しいだろうし、仮に同棲やルームシェアで家賃を折半するにしても一人当たりの負担が1R/1Kでも5-6万円と正直あまりお得感がない。

自分は会社への近さを最優先し、また会社からの家賃補助も受けられているため生活できているが、単純に住む場所として考えた時に上記の家賃で豊洲を選択するかというと正直微妙な気がする。

これから説明する豊洲の魅力と自身の収入を鑑みて、ぜひ豊洲に住むべきかどうか検討してみてほしい。

豊洲から都心へのアクセス

豊洲から都心へのアクセスだが、有楽町線が通っていて都内であれば基本的にどこでも30分以内で着くためアクセスは悪くない。

羽田空港へも電車で約40分、そしてなんと豊洲駅からは羽田行きのリムジンバスも出ているのが非常にありがたい。

⇒新宿 所要時間30分
豊洲⇒市ヶ谷(東京メトロ有楽町線)
市ヶ谷⇒新宿(都営新宿線/JR総武線)
⇒渋谷 所要時間30分
豊洲⇒永田町(東京メトロ有楽町線)
永田町⇒渋谷(東京メトロ半蔵門線)
⇒東京 所要時間20-30分
豊洲⇒有楽町(東京メトロ有楽町線)
有楽町⇒東京(JR山手線 or 徒歩10分程度)

暇つぶしには一切事欠かない豊洲の周辺施設

そびえ立つ豪華なタワマン以外に豊洲が誇る魅力といえばやはり施設の充実度。

ららぽーとやキッザニア、チームラボ、BBQ場のWild Magicをはじめ、ファミリーで楽しめる色んなスポットが鎮座しているため特に休日はかなりの人で賑わう。

それぞれ順番に紹介していく。

ららぽーと豊洲

ショピングモールの中
商業施設の様子

遊びで豊洲を訪れた人はほぼ必ずららぽーとにも立ち寄るはず、というほど豊洲の代名詞、一つの顔であるのは間違いない。

フードコートや上階の飲食店、アパレル店の数々に映画館も併設されていて、一日とは言わないが半日くらいなら全然暇を潰せるだろう。

比較的高級とされるアパレルブランドだけでなく、無印良品やユニクロ、更にはダイソーといった僕のような豊洲民に配慮したリーズナブルな店があるのもありがたい。

家の近くにららぽーとがあってめちゃくちゃ助かるか、と言われると別にそこまで行くわけではないのだが、暇つぶしには十分だし急にプレゼントを買う必要が出てきても困らないという点では割と便利。

そしてこのららぽーと、最近大きく進化したのである。

大幅リニューアルを遂げ名店が続々と誕生

新たに建設された三井ベイサイドクロスタワーと共にららぽーと新館「ららぽーと3」が誕生した。

もともとは4-5月頃のオープンを予定していたらしいのがコロナの影響もあり6月にまでずれ込んだ形。

ららぽーと3だけでなく既存のららぽーと1と2もリニューアルが行われかなり店の入れ替わりが実施されたよう。

ららぽーと3には何度か立ち寄ったがカフェを併設した大きな書店やノジマ電気、下階にはおしゃれな飲食店がひしめくなど豊洲民にとっても魅力的なラインナップ。

話題性もあり休日は中々の混み具合だが平日はどの店もほぼ並ばずに使えるのが豊洲民の強み。

最強カフェ・コメダ珈琲の誕生で豊洲の魅力は1.5倍に

カフェの前にある機械
整理券に記載されているQRコードを読み取ると自分の番が来たらLINEで知らせてくれる。
店の前で待たずに買い物を楽しめる優れ機能。
コーヒーとパン
朝はドリンクを頼むと無料でモーニングが付く。
決まって小倉トーストを注文。
カフェのランチメニュー
ランチもここで。
名古屋風あんかけパスタが美味しいけど割とガチで辛い。

ららぽーと続きでいうと、個人的に最も嬉しかったのが6月からコメダ珈琲がららぽーと1(本館)にオープンしたこと。

なんと全席電源完備でフリーWi-Fiもあり、味は言わずもがな、個人的にはスタバ一強だった豊洲のカフェ勢力図が一気に書き換えられたと思う。

朝の7時から空いているのも魅力で開店と同時に二度ほど足を運んだがほぼ貸し切り状態だった。

モーニング食べながら朝活するには最高の環境だ。

新豊洲にはチームラボも

アミューズメント施設のロゴ

詳しくは以下の公式HPを見ていただきたいのが、新豊洲駅近く(豊洲駅から徒歩10分程度)にチームラボがある。

コロナ前は連日若者を中心に賑わっていたようだが、住む場所として豊洲を選ぶ理由にはならないと思うので詳細な説明は割愛する。

まぁ、一回行けば満足かな、という感じ。

いまのりゅうご

いまのりゅうご

個人的にはここに大きなスーパーでもできてくれるとありがたいのだが・・・

気軽に入れる飲食店はやや少ない印象

ららぽーと内の飲食店を除き、気軽に入れる店の数はそこまで充実しているわけではなく選択肢は限られていると感じる。

マクドナルドにココイチ、各種牛丼チェーンやラーメン屋等の最低限は揃っているもののふらっと入れる飲み屋は少ない。

この辺はお隣の月島や東西線の門前仲町あたりがカバーしてくれているのだろう。

豊洲民が使う代表的スーパーは3つ

さて、豊洲民の胃袋を支えるスーパーは代表的なものが3つあって、それぞれ特徴が異なるので用途に応じて使い分けている。

スーパーサカガミ グランルパ豊洲店

スーパーの入口

有楽町線の豊洲駅6番出口を出てすぐのところにあるスーパー。

日常生活で必要な食品は基本的に全て手に入ると思う、所謂普通のスーパー。

ドレッシングの種類がめちゃくちゃあるのでサラダ好きにおすすめ。

フードストアあおき 東京豊洲店

スーパーの入り口にある看板
スーパーの入口

ららぽーと豊洲 ANNEX館1階にある、「豊洲で一番盛り上がっているスーパー」。

それだけあって品揃えは圧巻で、生鮮食品から加工食品まで世界中のものが手に入るのでまるで海外旅行に来たような気分になる。

お惣菜も豊富で料理をしない僕のような人でも飯には困らない。

良いものを取り扱っている分、価格は全体的にややお高めなので、食費を切り詰めたい人は先程のサカガミか次に紹介する文化堂をおすすめする。

文化堂 豊洲店

スーパーで買物をする人々
商業施設の中
おかし屋さんに書店、カフェに回転寿司充実のラインナップでららぽーとに次いで豊洲民が集う場所。

ホームセンター、薬局、家電量販店らが併設されている「スーパービバホーム 豊洲店」内にあるスーパー。

豊洲3大スーパーの中で価格帯が一番リーズナブルで庶民向けだと感じる。

賞味期限が近かったり傷んでいたりする所謂”おつとめ食品”コーナーが充実していて、バナナや小松菜、レタスなんかが超お得価格で手に入るので食材を安く手に入れたければここに張り込んでおけば間違いない。

前述したとおりホームセンターや薬局、100円ショップのセリアなんかが併設されているので、ここに来れば生活必需品が一気に手に入るという意味で一番おすすめ。

いまのりゅうご

いまのりゅうご

最近はこの中にあるはま寿司に狂ったように通ってる

豊洲の治安は良し

住んでまだ半年程度であるのと、コロナの影響で引越し後すぐに自粛期間に入ってしまったので正しい評価できないが、非常に安全な街だと感じる。

西荻窪のように飲み屋が多くないので酔っ払いの姿も見かけないし、警官の方がよくパトロールをしているのを見かける。

豊洲単体での犯罪件数を示すデータは見つからなかったが、実際に住んだ人の感想や不動産屋のサイトを調べてみると開発後の治安は年々良くなっているよう。

治安については特に問題ないというのが結論。

各種病院施設は充実している印象

併設する病院施設

さすが多くのファミリーが住む街だけあって各種病院施設は充実していると感じる。

豊洲に越してきてから内科と皮膚科のお世話になったが、いずれも対応が良く安心して通えた。

MIZENクリニックという22:00まで診療をしている病院もあるので会社勤めで日中なかなか病院に行く時間が取れない人にも優しい。

ぜひネットの口コミや同じく豊洲に住む人々からの口コミも参考にしながらかかりつけの病院を見つけてほしい。

Ryufilm的豊洲おすすめスポット

最後にRyufilmが半年豊洲に住んで見つけたおすすめスポットを紹介しておきたい。

前述の通りほぼ引っ越した瞬間に自粛期間が始まってしまったので、これからどんどん開拓してここに加筆していきたいところ。

豊洲ラーメン

ラーメン屋の正面
メニューが書かれた看板

豊洲民なら恐らく誰もが一度入ったことのある名店だと思うが、豊洲らしからぬ町中華感がなんとも居心地が良い。

味・コスパ共に申し分なくガッツリ食事に、もちろん居酒屋利用も可。

「豊洲で飯くおうぜ」となったらここを選んでおけば間違いない

いまのりゅうご

いまのりゅうご

餃子定食が一番好き

豊洲ぐるり公園

大きな橋と朝焼け
朝焼けのほうが綺麗
都会の夜景
夜景と大きな橋

厳密には豊洲というより豊洲市場にあるのだが、ここから見えるレインボーブリッジ及び東京湾の景色は圧巻の一言。

おまけに平日はほぼ人がいないので、この景色をほぼ独り占めできるという極上の贅沢を味わえる。

ここで釣りをしたり物思いにふけったり、写真・動画を撮ったりと思い思いに過ごしてほしい。

ちなみに以下動画のオープニングは早朝の豊洲ぐるり公園で撮った。

6時台だと本当にランナーが数名程しかないのでこんなことをしても恥ずかしくない。

豊洲から歩くと2-30分はするが、良い運動だと思って楽しんでほしい。

パティスリー サクラ

ド派手ピンクの洋菓子屋さん。

ケーキにマカロン、クッキーと映えるお菓子がたくさん。

自分で買って食べたことはないのだがお世話になった方への手土産に購入したところかなり好評だったので、豊洲にいる間はここを贔屓の店にしたいと思う。

結論:これからもどんどん面白くなる予感はしている

駅の入口

一年延期され更に来年の開催も危ぶまれてはいるが、来年にはオリンピックが控えているためこのタイミングで豊洲に引っ越してきたのは正解だと個人的には思っている。

西荻程のアットホーム感はないが、都会と自然(海)がうまく調和している感じは結構好きだ。

契約期間内(後1年半)は住み続けるつもりなので、今後も面白そうなスポットを見つけたらどんどん紹介していきたい。

ちなみに豊洲に越してきたら以下のサイトとSNSは必ずチェックしておくべし。

情報がめちゃくちゃ速いし、何より豊洲愛がスゴい。

ちょうど知りたいと思っていた情報をナイスタイミングで届けてくれる豊洲民必読のメディアだ。

いまのりゅうご

いまのりゅうご

そして今日も僕はコメダへと足を運ぶ。最近はコワーキングスペースもできたっぽいので行ってみようかな。
新豊洲の魅力も徹底解説↓
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今野 隆吾

東京在住の動画クリエイター兼経営者。”今野”と書いて珍しく”イマノ”と読むが、最早”コンノ”と呼ばれても訂正しないことが多い。住んでいる街の魅力を楽しく・格好良く伝えることが好き。趣味は散歩と駄菓子屋巡りと仮面ライダー。